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テクニカルで変態な音楽が大好きな大学生がCDを紹介するブログ、
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この度、掲示板を作らせていただきました。

基本、音楽関係に絞った掲示板としての使用を考えています。

是非、ご利用ください

アドレス↓
bb2.atbb.jp/venus-isle/
PR
para.jpg














Sieges Evenの最新作、Paramountを紹介しましょう。
一言で言うなら、『ヤヴァイ』です(笑)

1,When Alpha And Omega Collide

一曲目から、素晴らしい仕上がりになっています。
キャリアの長さとしては、彼らがベテラン・重鎮ではあるのですが
あえて若手のバンドを比較対象にするならMind's Eyeのような
ドラマティック性にドイツ産バンドならではの固さ、しっかり感を
ブレンドしたという感じでしょうか。
クリーントーンとドライブサウンドの使い分けが、曲のドラマティック性を
さらに深いものにしてるのではないでしょうか。

2,Tidal
ややメタル寄りで、テクニカルな箇所が多いですね。
しかしながら、この曲の素晴らしさは絶妙なヴォーカル&コーラスの
メロディだと思いますよ。
畳み掛けるようなコーラス群が、この曲のドラマティック度を高めてるのは
間違いないです!!

3,Eyes Wide Open
Bon Joviあたりさえ彷彿とさせる、アメリカンハードロック系バラード。
前二曲と比較すると、こちらは暑苦しさ(?)を感じるくらい熱唱してる
感じで聴いてる側も曲に引き込まれます。
どうか、暑苦しいを悪い意味に捉えないでください。
なんというんでしょうか、『痛快』という言葉が近いかもしれませんね。
ともかく、ストレートで良い曲です。

4,Iconic
この曲のコーラスを聴いて、ノックアウトされました(笑)
アコースティック、空間系が効いてるクリーントーンを中心として
展開されているからか曲全体に広がりを感じますね。
間を埋めるようなベースの働きにも是非注目してみてください。
やはり、ここでもドラマティック。

5,Where Our Shadows Sleep
個人的には、4曲目とこの曲がアルバム内で強烈に印象に残ってます。
クリーンサウンド主体のギターサウンドに、哀愁漂うヴォーカル。
バラード3ヶ条みたいなものがあるとすれば、その全ての要素に
当てはまるというぐらい、非の打ち所のない素晴らしい楽曲に
仕上がっています。

6,Duende
このアルバムの中でも、アグレッシブなスタイルが光る一曲です。
DREAM THEATERに感じるメタル要素とは、一味違ったものが
がありまして、所々で曲を引き立たせる重さというのが非常に
興味深いものでした。

7,Bridge to Divine

U2的なポップ要素を感じるのは、ディレイの使い方が似てるからでしょうか。
ギターを始めとしたインスト隊が曲の一部分として溶け込むことで、
ヴォーカルを引き立たせるこの巧さ。現在までの経験が生み出すもの
なんでしょう。まだ、自分にはそんな演奏できません(笑)

8,Leftovers
非常に深みのあるヴォーカルが特徴的ですね。
曲調としては、ここまでの曲とあまり変わらない印象を受けつつも
実はこの曲深いんですよ〜。
なぜかギターソロでワーミー使うの巧かったり(笑)

9,Mounting Castles in the Blood Red Sky

途中、語りが入ったりしますがインストと言って差し支えないでしょう。
ただ、彼らの場合、一般的に言われるインストのようなものではなく
このアルバムでのコンセプトを表す手法として、インストゥルメンタルを
用いたってとこでしょうか。
曲調は、このアルバム全体の雰囲気をそのまま抜き出したかのような
ものになっています。

10,Paramount

ラストは、アルバムタイトル曲となっています。
美しい世界観が、存分に堪能できるのですが、この曲の聴き所は、
サックス(?)の音色が起用されていること。
そのため、一瞬DREAM THEATERAnother Dayを思い起こさせる部分も
ありますね。


今回、彼らのアルバムを初めて買ったのですが、なぜ今まで買わなかったのか
と後悔してしまうほど素晴らしい出来でした。
この作品と一緒にThe Art Of Navigating By The Stars
買ってみたのですが、彼らは、しっかりと明確なコンセプトに基づいて
曲作りしてるんだなと。
テクニカルな部分を全面に押し出すようなタイプではないのですが、
曲の質が非常に高いだけにそんなことする必要もないといった気に
させてくれた良いアルバムでしたね。


アルバムのメドレーが聴けるマイスペース
(記事更新日現在)

曲同様、しっかりとした作りのHP

 
来月の楽器フェアに来日するChristophe Godin

タイミングを合わせたかの如く、彼が参加してるMörglblの『Grötesk
をHMVで取り扱いを始めました。
HMVで購入できるのは、輸入盤でして、ベル・アンティーク(マーキーって
言うとピンと来るかな)で国内盤を取り扱うっぽいです。
2500円くらいなら、国内盤買っても良いかななんて思ったりしてます。

マーキーと言えば、目白のあのお店です。
あのお店では、Alex Argentoも売ってました、
ちなみに、彼も国内盤出るんですよ。
いよいよ来月開催の楽器フェア
今年は誰が来るのかと楽しみにしてる方多いと思います。

今のところ、来日決まってる人たちを紹介しましょう。
新たな情報入り次第、この記事修正するのでチェックしといてください。

・Orianthi

l_daa9a3774056f4bbf230f77165ac6e01.jpg前回の楽器フェアにも来日したエロいPRS使い、基、巧いPRS使いの女性ギタリストOrianthiが来ます。
同じPRSを使うギタリストのサンタナとの共演など、なかなか良い経験しとります。
特に今年は、Steve Vaiのツアーにも帯同してましたので彼女のプレイにどんな影響が出てくるのか楽しみなところです。

どうやら、モーションブルーでポール・リード・スミス氏ジョニー・ハイランド氏(地味にスゴい人来日!!)らと共にライブ行うそうなんですがPRS所有者に優先的に整理券が振り分けられるみたいです。
一般の方は、10月16日から応募となるみたいです。

www.myspace.com/orianthi





・Jonas Hellborg
1419570571_l.jpgShawn Laneとの名コンビ、最近ではArt Metal Trioの新譜で久しぶりに姿を現したJonas Hellborgです。
メーカー関係での来日のようですね。
楽器フェアや、その前にイケベ楽器等でクリニック行うそうで興味のある方は参加してみては?














・Christophe Godin
1228868912_l.jpgあえてこの画像を選択してみました(笑)
技巧派ギタリストのChristophe Godinです。
まさか、あんたが来るとは....
Laneyアンプのブースで弾くらしいですよ。
なぜか、スウィープでジミヘンを弾き語りするという変な人です(笑)
そして、やたらと『ソーリー』と口走る....

そんな彼、見に行きましょう。
www.myspace.com/christophegodin










melodicaalb1.jpg















Neil ZazaMelodicaです。
この人、アジア圏で大人気にも関わらず日本には来ないんですよね〜。

1,On With The Show

ショウの幕開けを告げるSE的なホーンセクションの小曲。

2,This Time
とても彼らしい、爽やかであり、エモーショナルな一曲。
ギターを泣かせるというより、楽しく歌わせているという感じです。
紹介済みアルバム、John PetrucciWishful Thinkingあたりにも
通じる明るさを持ってます。
デジタルビートの導入部分が上手いですね。

3,All My Life....
こちらは、泣きメロ的な正統派バラードでしょうか。
Zakk WyldeJohn Sykesを彷彿とさせる豪快な演奏に、彼の得意分野
であるメロディラインの組み立ての巧さが融合したといった感じで
強烈な一曲になってます。

4,As I Go Before You
サトリアーニ的痛快さのある、ストレーートなロックインスト。
メロディアス&ドラマティックな展開は流石。
彼の世界観に浸れる曲だと思います。

5,Melodica
アルバムタイトル曲にして、どこか明るいバラード。
軽快なデジタルビートに合わせ、爽やかなフレーズでの組み立てです。
彼の曲にしては、少し入り組んでるかなという印象があります。

6,Breadstick
中東的な怪しさが曲全体に広がり、ドシッとした曲。
本物かサンプラーかは、わかりませんが緊張感のあるストリングスセクションが
導入されており、大変スリリングな曲に仕上がっています。

7,Ship Of Dreams
イントロから、ブルース色の強い曲。
ガチガチのブルースというわけでなく、やはり彼らしいメロディアスなものに
仕上がっていますね。
曲の構成、抑揚の付け方など素晴らしいものになってます。

8,The Flow
ピアノのしっとりとしたイントロから、クランチ主体のザザの音色。
デジタルビートとシンセサウンドの組み合わせで、ポップでありつつ
壮大な雰囲気を醸し出しています。
フレーズ一つ一つを大事に弾いているという感じが伝わってきます。

9,I Can See Miracles
彼のメロディセンス炸裂の一曲。
心にグッとくる、エモーショナルなソロ、ドラマティックな展開が
もう反則です(笑)
日本人好みのメロディかと思います。
お勧めの曲なんですが、どういう風に曲の雰囲気を伝えれば良いだろうか...

10,Across The Sands

タイトルから勝手に、エジプトを想像してしまいました。
序盤で聴けるアラビアンなザザのギターがカッコいいです。
が、それ以上にシンセ群の入りがヤヴァイです。
ギターを端に追いやってしまうほど目立ってる。
それでも、そこは負けじとギターもフレーズの応酬で畳み掛けてきます。

11,Rena
ネオクラギタリストだった時代の彼の面影を感じる旋律のスローバラード。
何一つ文句の付けようがないほど、素晴らしい展開になっています。
理屈抜きにした、彼の感情先攻型のソロが凄まじいです。

12,Very Important Cat Things
このアルバムの中でも、ヘヴィー寄りの曲。
序盤は、カッティングを交えたノリの良いものになってるのに対し、
ビート系のソロを挿んだ後は、伸びやかなソロという展開。

13,Everything About You
8曲目をより引き締まった感じにした、渋い一曲。
ビート系とクランチサウンドという、一見相性の悪そうな組み合わせが
実は、スゴい世界観を生み出しています。
ハイゲインな音色よりもこういったいかにもギターらしいサウンドのほうが
応用範囲が広いのかもしれませんね。

14,Forgot To Make Her Mine
なぜか、真っ先に頭に浮かんだMarty Friedman(笑)
ロックンロールなコードバッキング、情熱的なストリングスサウンド。
ここでも、意外な組み合わせがいい具合に融合しています。

15,Goodbye

幕締めに相応しい、シンセとギターというシンプルな構成による
荘厳な曲。ニール・ザザのヴァイオリンを模した奏法は聴き所。


Neil Zazaというギタリストの特徴が、よく表れているアルバムですね。
どの曲でも、彼はメロディを大事にしています。

また、彼のこれまでのアルバムと違う点としてアルバム全体を通して
デジタル系サウンドが多く使われていることを挙げることが出来ますね。
新たなギターインストの世界を見せてくれましたし、暑苦しいサウンドに
ならずにBGMとして聴けるほどの良い意味での『軽さ」があるかも
しれません。

あと、アルバムジャケットを見てお分かりかもしれませんが
ミュージカルチックな仕上がりになってるんですね。
ジャケに出てくる動物等はいくらか曲名に関係ありそうですし、
曲調も物語の一ページを見せられてる気さえします。
そういったことも含めて聴いてみるとおもしろいかもしれませんね。

実は私、このアルバムだけ買うつもりが、彼の生み出すメロディに
惹かれ、全アルバム購入に至りました(笑)

けっこう面白い、彼のオフィシャルHP

プロフィール画像がころころ変わるザザのマイスペース。
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