忍者ブログ
テクニカルで変態な音楽が大好きな大学生がCDを紹介するブログ、
[5]  [6]  [7]  [8]  [9]  [10]  [11]  [12]  [13]  [14
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

デジタル系のギターインストを披露しているErrorhead
ニューアルバムが出るようです。
前二作は、国内でもほとんど取り扱ってないようでしたが、
今回はなんとLion Musicからということでオンライン通販はもちろん、
ディスクユニオン等でも、普通に買えると思います。

ちなみにアルバムタイトルは、Modern Hippieだそうです。
いかにもデジタル系っぽいタイトルですね(笑)

発売日は、2008年3月28日予定みたいです。
出会いと別れの季節に一枚どうでしょう(笑)

errorhead1007.jpg

















PR
714ab64e.jpg














楽器フェアにでの来日もありましたし、タイミング的に紹介するなら今だ。
とにかく愉快なギタリストChristophe Godinが率いるMörglbl(Morglbl)の最新アルバムGrötesk(Grotesk)です。
なんと言っても、このジャケットが気になるところですが、あえてノータッチで
お願いします(笑)
まず、今回の来日で素晴らしい演奏を我々に見せてくれた彼に感謝を述べたいと
思います。ありがとう、クリストフ!!
普通、テクニカルギタリストのデモ演奏を見ると一時的にギターを弾きたくなく
なるのですが、なぜか彼の演奏を見たら早家で自分も弾きたくなってきました。
PRSのライブでは、ブルースの素晴らしさを改めて知り、クリストフには楽しく
弾くことと顔で弾くこと(笑)を教えてもらいました。
今回の楽器フェアは、自分のギター人生の中でも一つのターニングポイントに
なったと感じています。
とにかく、ありがとうクリストフ!!
そして、駅まで一緒に帰ってくれてありがとうクリストフ!!

前置きが長くなりましたが、レビューに移りましょう。

1,Tapas Nocturne

今回の楽器フェアで、おそらく8回ほどあったデモ演奏で毎回弾いてた曲。
ファンクなカントリーな感じでしょうか。
軽快なバッキング、伸びやかなトーンで聴かせる彼のメロディアスなフレーズ
そして、時折入ってくる掛け声(笑)
中盤のベースソロ(ここも味があってよろしい)の後の、ワウを絡めたギター
ソロはややRichie Kotzen風味かも。コッツェン同様、レガート系のフレーズ
が巧い!!
あと、突発的に効果音的な超絶フレーズを入れてくるあたりはマティアス的でも
ありますかね。
最後は、ヴァイ並みにギターが喋ってます、いや、ヴァイを超えた?

2,L'ami Deglingo

さらにファンクな曲。何気にけっこう古臭いタイプのファンクかも。
ワウを絡めたカッティングの合間にちょいちょいとフレーズ入れてきます。
中盤部分でCosmosquadみたいな間の取り方してたり、好きです。
なんでしょう、最初の二曲だけでこのアルバムヤヴァイんです(笑)

3,Buffet Froid
あるお店の店長さんの言葉を借りれば、『屈折』したジャズロックか。
重々しく、ソリッドな三人の音色がやたらと怪しい世界観を演出。

4,Le Proget Pied De Biche

これまたワウを多用した曲。わりとゆったりとした雰囲気で進められて
いきます。三人のソロがあるので、けっこうジャム的な意味合いが
強いのかもしれません。
実は、三人のソロの中でベースのハイテンションぶりが好きです。

5,Lieutenant Colombin
強烈でタイトなベースとドラム、ややメタルチックなギター。
やはり、全体的に重々しく怪しいいものになってますが、
Kiko Loureiroみたいな爽やかなギターを聴かせる箇所もあり
なかなか良いですよ〜。

6,Les Petits Nous
ここまでのノリの良さに対し、しっとりとした聴かせるジャズに
なっています。どんな曲でも、彼らしさが出てますね。
このバンドとは別のプロジェクトで、Pierrejean Gaucher
2Gというバンドをやってるのですが、そちらに近い音楽性かも
しれませんね。なぜか、こんな静かな曲でも彼なら楽しそうに
笑顔で弾いてんじゃないかなと思ってしまいます(笑)

7,The Toy Maker
このコミカル具合、Phi Yaan-Zekみたいだ。
これは、顔芸で弾いてそうです(笑)それはともかく、
非常に緩急の付け方が巧いんですよね〜。タメ方巧いし。
あと、単音フレーズに微妙にヴィブラートかけてたり
やることがいちいち巧すぎます。

8,Haute Voltige En Haute-Volta
ベースで幕を開ける、4曲目のようなジャムっぽい曲。
この曲では、ベースとドラムのリズム隊が曲の核で
ギターが効果音的に飛び出してくるという大変興味深い
構成。こういうバンドならではの曲があるとバンドとしての
来日も期待してしまうところであります。
どっか呼んでくれないだろうか。今回の来日で、ファンになった
人も多いだろうし。

9,Février Afghan
なんてコミカル(笑)大変愉快なスキャット(?)がスゴい耳に
残ります。声のトーン的にベーシストでしょうかね。
ちなみに、Christophe Godinは低音豊かな良い声なんですよ。
まぁ、そんなスキャットに気を取られてしまうのですが、ここで繰り出す
ブルージー&メタルなフレーズは超絶の一言であります。

10,Totale Bricole
だいぶ、リッチー・コッツェンっぽいです。お洒落なバッキングもそうですが
やはり奏法的にコッツェン風味な箇所がいくつかあります。
ただ、彼らしさを感じる部分があるのはもちろんで、お得意のワウを使った
『歌う』ソロは誰にも真似できませんよ。
たしか、これもデモ演奏で弾いてた気がします。

11,Il Bello Di Note

アコースティック主体のスパニッシュ系楽曲。
Guthirie GovanJoop Woltersなんかにも感じましたけど、いくら
超絶技巧の持ち主でも、彼らのようにアコースティック弾かせても高い
クオリティの楽曲を提供できる人ってなかなかいないと思います。
後半は、Scott Hendersonみたいな音色で哀愁のメロディ。
なぜか、最後の1分が無音です。これは彼ら狙ってるんですかね。

12,Studio Delirium
スタジオでの一コマって感じでしょう。なんか叫んでるし(笑)
軽く弾いてるんでしょうが、そんなフレーズでもかなりカッコいい!!


最高にぶっ飛んでるバンドです。
楽器フェアでのデモ演奏見て、すげ〜と思った人は、なにも考えず
入手すべし!!
インスト好きのあなた、このアルバムいかがでしょう?

曲と愉快な写真を見てもらいたい、Christophe Godinのマイスペース。


Mörglblのマイスペース、こちらも写真がユニーク。


 
Christophe Godinクリストフ・ゴダン)見てきました。
詳細は、私のもう一つのブログを参照ください。

metarukozou.blog35.fc2.com/blog-entry-271.html


DSCF0006.jpg














DSCF0019.jpg
 












もう、楽器フェアの1日目が終了したわけですが私の調べ方が
甘かったらしく、もう一人来ます。


ご紹介しましょう!!

1936224_1.jpg

















ANGRARafael Bittencourtです。
写真で持ってるギターは、PEAVEY(ピーヴィー)のWOLFGANGですが
現在はヤマハを愛用しており、その関係でのセミナー、サイン会が
開かれるそうです。
セミナーは、既に募集を終了したようですが、サイン会は先着で...
みたいなアナウンスがありましたのでなんとかなるかもしれませんね。
Kiko Loureiroのテクニカルな部分に目が行きがちですが、あのバンドを
いろんな部分で支えてる功労者はラファエル・ビッテンコートなんです。
彼なしには、このバンドは語れないのです。

そんな彼のサイン会、先着30名ということでかなり厳しいものには
なるとは思いますが是非トライしてみましょう。
セミナーとは、また別の募集だと思ってますが、もし違ったらごめんなさい。
workshopalb1.jpg














プログレッシブ系インストにこの人は欠かせません!!
Joop Woltersのデビュー作となるWorkshop
デビュー作とはいえ、下積み時代の経験ゆえに新人臭さを全く感じないクオリティの作品になっています。

1,Tibet

かなりJohn Petrucciしてますね。彼のソロ作品にもあったようなヘヴィーな
バッキングに中東的でメロディアスなソロという曲調になっています。
この曲を初めて聴いたとき、彼の作り出す世界観に馴染めなかったのですが
何度か聴いてくうちに心地良いものになっていきましたね。

2,Funk it up

プログレ風味のファンクフュージョンでしょうか(だいぶ、ごちゃ混ぜ感が
ありますが)硬派なAndy Timmonsを感じさせたかと思えば、
Joe Satriani的なギュインギュインなアーミングを入れてくる等、
なかなかに楽しめる曲になっています。

3,Cross my heart
パット・メセニー的とも思えるギターシンセ的サウンド、Steve Vaiのような
響きのソロとの掛け合いが楽しめるバラードナンバーとなっています。
なかなか、こういうアプローチの曲は珍しいので非常に新鮮な印象ですね。

4,I don't know
SRVを彷彿とさせるようなロック系の楽曲です。
お触り程度のブルースではなく、かなりの本気な仕上がりになっていて
彼の音楽性の幅広さをよく感じますね。
こういったブルース系の曲というのが、アルバム内で重要な役割を担うように
なっていくのが、後の作品で感じられますね。

5,Headstart
真っ先に浮かんだのが、Ron Jarzombek
彼のような破壊的なリフに、繊細でメロディアスなフレーズとのギャップが
楽しめます。
この感じ、Marcel Coenenのスタイルにも通じるものがありますかね。

6,Prelude for comfort

いかにもLion Music系だなという音使いです。
北欧的なきらびやかさを加えたパット・メセニーと言えば、しっくりくるかと。
コードワークから、ジャズ等の理論にも精通してるのかなという印象を
受けますね。

7,Syntology
打ち込み系なビートに、メロディアスでありながらも哀愁を帯びた味のある
プレイ。ホントにこの人は、いろんなスタイルの音楽に柔軟に対応してます。
それを可能にする彼の技術の幅広さというのをヒシヒシと感じます。

8,Endless love
Steve Vai的バラード。
前曲が、わりとノリのよかったのに対して、こちらはバックが同じビート系
ではあるのですが、ギターのフレーズを引き立たせる効果音的な意味合いが
強いでしょうか。大変、荘厳なバラードに仕上がってますよ。

9,Flamoose

最後は、なんともコミカルなファンクフュージョン。
コミカルでありながらも、所々大真面目(笑)に超絶技巧ソロを入れてくる
など、やはり楽しめる楽曲になってますよ。


正直、曲によっては最初は取っ付きにくいものがあるかもしれませんが
だんだん聴いてくうちに彼の魅力に取り付かれていくでしょう。

現代のインストシーンで、注目すべきギタリストであると思います。
このアルバムから、サードアルバムまで驚異的なクオリティの曲を
我々に提供してくれます。
是非、一度はチェックしていただきたいですね。

既に新曲を作り始めてる彼のマイスペース。


 
<< 前のページ 次のページ >>
プロフィール
HN:
Mr.Pooh
性別:
男性
管理人Mr.Pooh直通メール
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
last.fm
最新TB
ブログ内検索
アクセス解析
カウンター
バーコード
ビジター