テクニカルで変態な音楽が大好きな大学生がCDを紹介するブログ、
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プログレッシブ系インストにこの人は欠かせません!!
Joop Woltersのデビュー作となるWorkshop。
デビュー作とはいえ、下積み時代の経験ゆえに新人臭さを全く感じないクオリティの作品になっています。
1,Tibet
かなりJohn Petrucciしてますね。彼のソロ作品にもあったようなヘヴィーな
バッキングに中東的でメロディアスなソロという曲調になっています。
この曲を初めて聴いたとき、彼の作り出す世界観に馴染めなかったのですが
何度か聴いてくうちに心地良いものになっていきましたね。
2,Funk it up
プログレ風味のファンクフュージョンでしょうか(だいぶ、ごちゃ混ぜ感が
ありますが)硬派なAndy Timmonsを感じさせたかと思えば、
Joe Satriani的なギュインギュインなアーミングを入れてくる等、
なかなかに楽しめる曲になっています。
3,Cross my heart
パット・メセニー的とも思えるギターシンセ的サウンド、Steve Vaiのような
響きのソロとの掛け合いが楽しめるバラードナンバーとなっています。
なかなか、こういうアプローチの曲は珍しいので非常に新鮮な印象ですね。
4,I don't know
SRVを彷彿とさせるようなロック系の楽曲です。
お触り程度のブルースではなく、かなりの本気な仕上がりになっていて
彼の音楽性の幅広さをよく感じますね。
こういったブルース系の曲というのが、アルバム内で重要な役割を担うように
なっていくのが、後の作品で感じられますね。
5,Headstart
真っ先に浮かんだのが、Ron Jarzombek。
彼のような破壊的なリフに、繊細でメロディアスなフレーズとのギャップが
楽しめます。
この感じ、Marcel Coenenのスタイルにも通じるものがありますかね。
6,Prelude for comfort
いかにもLion Music系だなという音使いです。
北欧的なきらびやかさを加えたパット・メセニーと言えば、しっくりくるかと。
コードワークから、ジャズ等の理論にも精通してるのかなという印象を
受けますね。
7,Syntology
打ち込み系なビートに、メロディアスでありながらも哀愁を帯びた味のある
プレイ。ホントにこの人は、いろんなスタイルの音楽に柔軟に対応してます。
それを可能にする彼の技術の幅広さというのをヒシヒシと感じます。
8,Endless love
Steve Vai的バラード。
前曲が、わりとノリのよかったのに対して、こちらはバックが同じビート系
ではあるのですが、ギターのフレーズを引き立たせる効果音的な意味合いが
強いでしょうか。大変、荘厳なバラードに仕上がってますよ。
9,Flamoose
最後は、なんともコミカルなファンクフュージョン。
コミカルでありながらも、所々大真面目(笑)に超絶技巧ソロを入れてくる
など、やはり楽しめる楽曲になってますよ。
正直、曲によっては最初は取っ付きにくいものがあるかもしれませんが
だんだん聴いてくうちに彼の魅力に取り付かれていくでしょう。
現代のインストシーンで、注目すべきギタリストであると思います。
このアルバムから、サードアルバムまで驚異的なクオリティの曲を
我々に提供してくれます。
是非、一度はチェックしていただきたいですね。
既に新曲を作り始めてる彼のマイスペース。
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