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テクニカルで変態な音楽が大好きな大学生がCDを紹介するブログ、
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Neil ZazaMelodicaです。
この人、アジア圏で大人気にも関わらず日本には来ないんですよね〜。

1,On With The Show

ショウの幕開けを告げるSE的なホーンセクションの小曲。

2,This Time
とても彼らしい、爽やかであり、エモーショナルな一曲。
ギターを泣かせるというより、楽しく歌わせているという感じです。
紹介済みアルバム、John PetrucciWishful Thinkingあたりにも
通じる明るさを持ってます。
デジタルビートの導入部分が上手いですね。

3,All My Life....
こちらは、泣きメロ的な正統派バラードでしょうか。
Zakk WyldeJohn Sykesを彷彿とさせる豪快な演奏に、彼の得意分野
であるメロディラインの組み立ての巧さが融合したといった感じで
強烈な一曲になってます。

4,As I Go Before You
サトリアーニ的痛快さのある、ストレーートなロックインスト。
メロディアス&ドラマティックな展開は流石。
彼の世界観に浸れる曲だと思います。

5,Melodica
アルバムタイトル曲にして、どこか明るいバラード。
軽快なデジタルビートに合わせ、爽やかなフレーズでの組み立てです。
彼の曲にしては、少し入り組んでるかなという印象があります。

6,Breadstick
中東的な怪しさが曲全体に広がり、ドシッとした曲。
本物かサンプラーかは、わかりませんが緊張感のあるストリングスセクションが
導入されており、大変スリリングな曲に仕上がっています。

7,Ship Of Dreams
イントロから、ブルース色の強い曲。
ガチガチのブルースというわけでなく、やはり彼らしいメロディアスなものに
仕上がっていますね。
曲の構成、抑揚の付け方など素晴らしいものになってます。

8,The Flow
ピアノのしっとりとしたイントロから、クランチ主体のザザの音色。
デジタルビートとシンセサウンドの組み合わせで、ポップでありつつ
壮大な雰囲気を醸し出しています。
フレーズ一つ一つを大事に弾いているという感じが伝わってきます。

9,I Can See Miracles
彼のメロディセンス炸裂の一曲。
心にグッとくる、エモーショナルなソロ、ドラマティックな展開が
もう反則です(笑)
日本人好みのメロディかと思います。
お勧めの曲なんですが、どういう風に曲の雰囲気を伝えれば良いだろうか...

10,Across The Sands

タイトルから勝手に、エジプトを想像してしまいました。
序盤で聴けるアラビアンなザザのギターがカッコいいです。
が、それ以上にシンセ群の入りがヤヴァイです。
ギターを端に追いやってしまうほど目立ってる。
それでも、そこは負けじとギターもフレーズの応酬で畳み掛けてきます。

11,Rena
ネオクラギタリストだった時代の彼の面影を感じる旋律のスローバラード。
何一つ文句の付けようがないほど、素晴らしい展開になっています。
理屈抜きにした、彼の感情先攻型のソロが凄まじいです。

12,Very Important Cat Things
このアルバムの中でも、ヘヴィー寄りの曲。
序盤は、カッティングを交えたノリの良いものになってるのに対し、
ビート系のソロを挿んだ後は、伸びやかなソロという展開。

13,Everything About You
8曲目をより引き締まった感じにした、渋い一曲。
ビート系とクランチサウンドという、一見相性の悪そうな組み合わせが
実は、スゴい世界観を生み出しています。
ハイゲインな音色よりもこういったいかにもギターらしいサウンドのほうが
応用範囲が広いのかもしれませんね。

14,Forgot To Make Her Mine
なぜか、真っ先に頭に浮かんだMarty Friedman(笑)
ロックンロールなコードバッキング、情熱的なストリングスサウンド。
ここでも、意外な組み合わせがいい具合に融合しています。

15,Goodbye

幕締めに相応しい、シンセとギターというシンプルな構成による
荘厳な曲。ニール・ザザのヴァイオリンを模した奏法は聴き所。


Neil Zazaというギタリストの特徴が、よく表れているアルバムですね。
どの曲でも、彼はメロディを大事にしています。

また、彼のこれまでのアルバムと違う点としてアルバム全体を通して
デジタル系サウンドが多く使われていることを挙げることが出来ますね。
新たなギターインストの世界を見せてくれましたし、暑苦しいサウンドに
ならずにBGMとして聴けるほどの良い意味での『軽さ」があるかも
しれません。

あと、アルバムジャケットを見てお分かりかもしれませんが
ミュージカルチックな仕上がりになってるんですね。
ジャケに出てくる動物等はいくらか曲名に関係ありそうですし、
曲調も物語の一ページを見せられてる気さえします。
そういったことも含めて聴いてみるとおもしろいかもしれませんね。

実は私、このアルバムだけ買うつもりが、彼の生み出すメロディに
惹かれ、全アルバム購入に至りました(笑)

けっこう面白い、彼のオフィシャルHP

プロフィール画像がころころ変わるザザのマイスペース。
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