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テクニカルで変態な音楽が大好きな大学生がCDを紹介するブログ、
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godin_metal_kartoon.jpg














怒濤のChristophe Godin祭りの第一弾を飾るは、彼のソロ名義の作品となるMetal Kartoonです。
ジャケットからして、彼の愉快さが全面に表れております(笑)

1,Introduction

いわゆるSE的なイントロ曲になってるのですが、クリストフの語りが
非常に上手くて、シンフォニックプログレの第1幕?なんて思ってしまうほど
壮大感があるんですよね。
本編はそんなことないんですが(笑)

2,Le Triangle Des Bermudas
Paul Gilbert的なポップさに、若干のラップぽい歌い回しを掛け合わせた
ものになってます。
Ron Thal的スタイルでもあるかもしれません。
テクニカルギタリストの中でも、上手すぎるほどの歌声に耳を向けがちですが
ギターソロもやはりスゴいです。
これもまた、Paul Gilbertのようなハモリ高速ピッキングが聴けます。

3,Nancy & Joe
これには意表を突かれました。
あなたは、ブライアン・セッツァーですか?ってぐらいのロカビリースタイルの
ヴォーカル曲になってます。
この曲が、彼の持ち合わせるユニークさと相まって最高に楽しい曲に仕上がって
ます。ギターソロは、曲に合わせたコンパクトなもの・・・・・に見せかけて
弾きまくりです(笑)
いや〜、歌が上手すぎます(笑)

4,The Dance Of The Fat Boy

楽器フェでのデモ演奏で、一発目に演奏されていた曲ですね。
いきなりこの曲持ってくか〜と、同行したう〜太氏と顔を見合わせた覚えが
あります(笑)
なんと言っても、高低差のあるイントロが耳に残りますね。
そのメロディを主軸にして展開されていくわけですが、合間に挿むハイテンポの
コードバッキングや、ギターのナットとペグの間をピッキングして出す
ハーモニクス的な音色、メロディアスなタッピング系フレーズ。
何もかもが素晴らしすぎます!!
あと、印象的なイントロフレーズをミュートかけつつ弾く箇所があるんで
そこに痺れました(笑)

5,The 70's

こちらは、楽器フェア最終日にやってましたね。
クリニック全公演見たわけではないので、初日もやってたかもしれません。
こちらは、歌ものなわけですが素晴らしい曲に仕上がってます。
まさに70年代のようなシンプルだけど心に残るスタイルとなっています。
歌詞にも登場してきますが、ジミ・ヘンドリックスを彷彿とさせる
ギターヴォーカルの王道というところでしょうか。

6,Expérience
渋いハウス系イントロで始まったと思いきや、牧場歌みたいなノリになる
というなんともユニークなものです。
クリストフのカントリーチックな歌い方がめちゃくちゃ渋いです。

7,Metal Kartoon
Mattias Ia Eklundhの凝ったバッキング&詰め込み型のフレーズと
Paul Gilbertが持つポップさ、Ron Thalの浮遊感を加えた感じの
インスト曲です。
かなりリフが目立つ曲になってますね。

8,Sapaïechi
スペーシーな雰囲気が漂うSE的な曲になってます。

9,David Vincent   

同名のベーシストがいますが、あまりに音楽性が違うため無関係だと
思われます。
超攻撃的なカッティングにのせたヴォーカルが冴え渡ります。
The 70'sと並び、お勧めのヴォーカル曲になってます。
Richie Kotzen時代のMR.BIGっぽい雰囲気がしますね。

10,The Little Voice
これは、ポール・ギルバートの『スペース・シップ・ワン』あたりに
入ってそうです。同アルバムに収録されてる曲とコード進行が似てる
気がします。といっても、Metal Kartoonのほうが発売年は....
と思ったら同じく2005年(笑)
う〜ん、こういうこともあるのですね。なんという偶然。

11,Au Pays De Gandhi
なぜかケルティック風のアコースティックインスト。
ヴァイオリンを交えた、雄大な自然をバックにみたい感じの曲です。
ギターはバッキングかと思いきや、アル・ディ・メオラ並みの
超絶スタイルでソロ挿んできます。

12,When We Were Kings
哀愁たっぷりのアコースティックブルース。
ポップな音使いが目立つ彼ですが、こういう繊細な曲も巧く奏でてきます。

13,Mörglbled Again
このときは活動休止状態だったMörglbl、再始動するよみたいな意味の
タイトルなんでしょうか?
それはともかく、このアルバムラストの曲が予想外のカッコ良さ。
『移民の歌』的なバッキングに、彼らしいソロをのせてきます。
少々、ジャム的な曲か。とりあえず、弾きまくりです。


今回、レビュー用に聴き直してみたんですが、非常に作り込まれたアルバム
だと思います。やや歌ものの比率が高いですが、絶妙のバランスで組み込まれて
いるためアルバム全体がまとまってますね。

とりあえず、買ってください!!

え〜、レビュー終わった後にふとブックレットに目を通しますと......
1、2曲目にNicolai QUINTEROMattias IA Eklundh、4曲目に
BUMBLEFOOTことRon Thalがゲスト参加してるんです!!
たしかに、納得のゲストではあります(笑)それにしても驚きでした!!

ゲスト参加してる曲のレビューにマティアスロン・サールの名前を
書いてないのが我ながら興味深いです(笑)


Christophe Godinのマイスペース

ゲストヴォーカルのNicolai QUINTEROのマイスペース

Mattias IA Eklundhのマイスペース

BUMBLEFOOTのマイスペース
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